モーション修正時の注意:補間曲線自動設定機能
(モーション同梱の説明txt用に書いた文章です。大方初心者の方向けです)
こんにちは。トレーサーの端くれ、apr(社会の窓P)です。
拙作モーションを使ってくださっている皆様、動画をご覧くださっている皆様、いつもありがとうございます。
今回、モーション修正時に注意していただきたい点について、図を用いてお話ししたいと思います。
さて、モーションというのはすべてのモデルに完璧に適用できるわけではありません。
さまざまな条件によって、動きが変わってしまいます。
腕が体に埋まってる…とか
しゃがんだら足ねじれた/ものすごく内股だ/がに股だ/地面に足が埋まってる…とか
明らかにおかしな動きをしていることがあります。
これではモデルの魅力が十分に引き出せないですから、ぜひともモーション修正をしていただきたいです。
ですが、モーションを直す時に注意していただきたいことがあります。
画面左下の、青い線(補間曲線)がごちゃごちゃしているボックス、
(補間曲線の説明は長くなるので割愛します)
これです。
これの、「自動設定」のチェックを入れたままにしておくと、
(こういう状態ですね)
↑たとえばこのキー(1455F)の上半身ボーンを、前のほうに傾けようと、キーフレームを上書きすると、
なんと、設定していた「回転の」補間曲線がきれいさっぱりなくなってしまいます!!!
↑補間曲線が直線になってしまっているのがわかるでしょうか?
しかし、「自動設定」のチェックボックスを外しておけば、キーを打ち直しても補間曲線が消えることはありません。
トレーサーさんがきれいに整えた補間曲線をぶっ壊してしまう可能性が非常に高いので、
モーション修正の時にはチェックを外しておきましょう!!!!
カメラも同じです。カメラも補間曲線がとっても大事ですが…、
自動設定機能が働いていると、当然のごとく補間曲線はリセットされてしまいます。
結論:
モーション修正の時、補間曲線自動設定機能は切りましょう!!!!!
→左下のチェックボックスをオフする癖をつけましょう!!!!!!
この状態はNG!
この状態にしてから修正を始めましょう!
…という、トレーサーの端くれからのお願いでした。